福岡県八女市にある福島八幡宮の境内に、古い家屋を改装したカフェ「カミカケ茶屋」がオープンしました。神社のお供え物などを無駄なく活用するのが特徴で、神聖な食材を用いた“神さまのごはん”を提供します。多くの人に神社に興味をもってもらおうと、様々なアイデアを巡らせる宮司の吉開雄基さん(30)に話を聞きました。 神さまとつながる 福島八幡宮は市の中心部に位置し、周囲には旧福島城下の伝統的な白壁の町家が並び ...
北九州市小倉北区と小倉南区を走る北九州モノレールの平和通駅(北九州市小倉北区)の北口に、受験生の合格を祈願する「モノレール平和神社」が設置されている。企救丘と平和通の駅名にちなみ、「救いの丘からモノレールに乗ったら平和に通ります」との思いが込められている。 受験シーズンに合わせ、運行する北九州高速鉄道が2010年度から実施。平和神社には厄よけで知られる蒲生八幡神社(同市小倉南区)と、その境内にまつ ...
八女の伝統工芸「八女手漉(てす)き和紙」を使った切り絵作品展「切り絵のお庭」が、福岡県筑後市津島の九州芸文館で開かれている。 同県八女市福島地区の白壁通りの古民家でアトリエ「くろくも舎」を開いている松原真紀さんの作品約100点を展示。クジラやヒツジ、クラゲ、ツバメなどの動物や、色和紙を使ってカラフルに仕上げた花魁(おいらん)、着物姿で髪飾りを着けた女性といった作品のほか、立体的な衣類や地球儀といっ ...
宮崎県都城市山之口町に完成した新しい県陸上競技場の愛称が「KUROKIRI STADIUM(クロキリスタジアム)」に決まった。芋焼酎「黒霧島」で知られる都城市の霧島酒造が命名権(ネーミングライツ)を取得した。県が1月15日に発表した。 隣接する補助競技場にも同社の「赤霧島」から取った「AKAKIRI FIELD(アカキリフィールド)」、両施設がある都城市山之口運動公園には「霧島酒造スポーツランド都 ...
関西を拠点とする老舗ビッグバンド「アロージャズオーケストラ(AJO)」の伴奏で、昭和のヒット曲を紹介するコンサート。AJOは1958年に結成。定期演奏会は120回を超え、後進の育成や、国内外の多分野の音楽家との共演にも力を入れている。今回は、歌手の岩崎宏美さん、渡辺真知子さん、庄野真代さんと共演。「聖母たちのララバイ」「かもめが翔んだ日」「飛んでイスタンブール」など、それぞれの歌唱を伴奏する。 問 ...
北九州市小倉北区と小倉南区を走る北九州モノレール(8.8キロ)が1月9日に開業40周年を迎えた。開業からの乗客数は約4億4700万人。運行する北九州高速鉄道(小倉南区)の上田浩社長は「安全かつ正確、快適に利用されるよう、社員一丸となって取り組んでいく」と抱負を語る。 モノレールは1985年1月9日に小倉(現・平和通)―企救丘間8.4キロで営業を開始。98年にJR小倉駅の新駅ビル完成に合わせ、約40 ...
邪気払う鬼門とおたふく門宝満宮竈門神社にお目見え 「希望のまちプロジェクト」 来夏開所へ福祉施設の起工式 鳥獣情報を地図上で「見える化」 福岡県がシステム運用 上毛町とトライアルが協定 災害時の物資供給などで連携 山陽新幹線の歴史を伝える ...
厄払いや鬼門封じで知られる福岡県太宰府市の宝満宮竈門(かまど)神社で1月15日、心身の邪気を払う「鬼門・おたふく門」がお目見えした。 高さ2.7メートル、幅2.6メートルの門の表裏に、若手の博多人形師として海外からも注目されている中村弘峰さん(38)がデザインした鬼とおたふくがそれぞれ描かれている。参拝者は鬼の口をくぐって本殿でお参りし、おたふくの口を通って帰る。 2月2日午前9時半から初めて行う ...
野生鳥獣による農作物や人的被害に歯止めをかけようと、福岡県は1月14日、「県鳥獣被害対策システム」の運用を始めた。市民らの目撃情報や捕獲情報を地図上にデータ化した全国初のシステムで、効率的な捕獲や注意喚起につなげる狙いがある。 システムはスマートフォンやパソコンで誰でも目撃情報の投稿が可能。投稿用の画面で場所や日時、動物の種類、被害などを選択すると、地図上に反映される。サルやイノシシといった動物の ...
「埴輪(はにわ)」の魅力に迫る特別展「はにわ」が、九州国立博物館(福岡県太宰府市)で1月21日~5月11日に開催されます。会場には、全国各地の出土品から選び抜いた約120点が並び、作られた時代背景や特徴などを紹介します。埴輪の造形美も必見で、素朴で“ゆる~く”愛らしい表情なども楽しめます。 当時の生活をのぞく 特別展は、2024年10~12月に東京国立博物館で30万人以上を集客した人気の展示です。
北九州市小倉北区の特定危険指定暴力団工藤会の旧本部事務所跡地で1月14日、NPO法人「抱樸(ほうぼく)」(北九州市八幡東区)が整備を計画する複合型福祉施設の起工式が開かれた。関係者約50人が出席し、工事期間中の安全を祈願した。 抱樸が「希望のまちプロジェクト」と銘打って取り組んでいる事業で、施設は3階建て。生活保護受給者向けの救護施設や住民らが集うホールなどを備える。建設事業費を約13億円と見込ん ...